魚焼きグリルでパンを焼く方法完全ガイド!外カリ中ふわの秘密
こんにちは。うまくいかない日のおうちパン、運営者のトースくんです。
朝ごはんのトーストって、地味に毎日のことだから、ちょっとした違いが積み重なりますよね。うちは数年前にトースターが壊れてから、ずっと魚焼きグリルでパンを焼いています。最初は「魚の匂いが移りそう…」なんて半信半疑だったんですが、これがもう手放せない。
この記事にたどり着いたあなたは、たぶん魚焼きグリルでパンを焼く方法や、焼き時間、焦げないコツ、温度の目安なんかを知りたいんじゃないかなと思います。あと「本当に魚の匂いって移らないの?」という不安もありますよね。正直、私も最初はそこが一番気になってました。
この記事では、そのあたりの疑問をひとつずつ、私の実体験と分かっている範囲の理屈を交えながらお話ししていきます。読み終わる頃には、明日の朝から試してみたくなるはずです。たぶん。
- 魚焼きグリルでパンを焼くと美味しくなる理由
- 焦げずに上手に焼くための具体的な手順とコツ
- 魚の匂いがパンに移らないと言われる根拠
- 冷凍パンや自家製パンを焼くときの応用ワザ
魚焼きグリルでパンを焼く方法の基本とメリット

まずは基本のところから。なんで魚焼きグリルでパンを焼くと美味しくなるのか、そもそも焼き方はどうすればいいのか。このあたりを、順を追って説明していきますね。ちょっと理屈っぽい話も出てきますが、我慢してついてきてください。
魚焼きグリルでパンを焼くとどうなる?食感の秘密

結論から言うと、魚焼きグリルで焼いたパンは「外はサクッ、中はしっとり」という、ちょっと欲張りな食感になります。これ、大げさじゃなくて本当なんですよ。
工学院大学の研究などでは、食パンを魚焼きグリルで焼くと、焼く前よりも焼いた後のほうがパンの中心部分の水分率が高く保たれる、という現象が確認されているそうです。焼いたのに水分が増える(というか逃げにくい)って、ちょっと不思議な感じしませんか。私も最初に聞いたとき「え、そんなことある?」って思いました。
理屈としては、魚焼きグリルは家庭用の調理器具のなかでもかなり短時間で高温になるのが特徴で、点火してから1分もしないうちに庫内が300度前後まで上がると言われています。一般的なオーブントースターだと200〜250度くらいなので、その差は結構大きいです。
ポイント
強い直火の放射熱でパンの表面を一気に焼き固め、同時に高温の対流熱で内部まで熱を通すことで、水分が蒸発する前に焼き上がる。これが外カリ中ふわの正体です。
逆に弱い火力でじわじわ焼くと、焼き色がつくまでに時間がかかって、その間に水分がどんどん逃げていってしまう。だからパサパサになりやすいんですね。うちのトースターが壊れる前は、正直そこまで気にしてなかったんですけど、比べてみると全然違います。びっくりするくらい。
魚焼きグリルでパンを焼く時短・経済メリット

時短効果もかなり大きいです。予熱を含めても1分半くらいで焼き上がるので、忙しい朝には正直ありがたい。オーブントースターだと予熱なしでも2〜3分はかかるので、単純に比べると差が出ます。
あと、これは意外と見落としがちなんですが、経済面でのメリットもあります。トースターを新しく買わなくて済むので初期費用がかからないですし、キッチンに家電を増やさずに済むのもうれしいポイント。私はミニマリストってほどじゃないですが、置き場所に困る家電が減るのは単純にありがたいです。
光熱費についても、東京ガスの調査によると、オーブントースターより両面焼きの魚焼きグリルを使うほうが、年間でおおよそ374円ほど節約になるという結果が出ているようです。使い方によっては年間1,000円ほどの差になる場合もあるとのこと(出典:東京ガス公式サイト)。
まあ、正直そこまで大きな金額ではないので「節約のために魚焼きグリルを使う」というよりは、あくまでおまけ程度に考えておくのがいいかなと思います。数値はあくまで目安なので、実際の光熱費はお使いのガス・電気の契約プランや機種によって変わってきますし。
豆知識
朝の時間帯はドライヤーや電気ケトル、電子レンジなど消費電力の大きい家電が集中しがち。ガス式の魚焼きグリルを使えば、電気系統に負荷をかけずに済むというメリットもあります。
魚焼きグリルでパンを焼く基本の手順

ここが一番知りたいところですよね。基本の焼き方、いきます。
まず、食パンはグリルの網に直接乗せるのがおすすめです。アルミホイルを敷かずにじかに置くことで、熱が遮られずに全体がまんべんなくサクッと焼き上がります。私も最初は「網が汚れるのが嫌だな」と思ってホイルを敷いていたんですが、直乗せのほうが断然美味しいことに気づいてからは、もうそのままです。
基本の焼き方
- グリル内を何も入れずに強火で30秒ほど予熱する
- 温まった網に食パンを素早く並べて扉を閉める
- 強火のまま1分ほど加熱する
- 片面焼きグリルなら裏返してさらに30秒ほど焼く
- 好みの焼き色になったらすぐに取り出す
予熱をしっかりしておくと、パンを入れてからの焼き時間が短くなって、水分が逃げにくくなります。ここ、地味に大事なポイントです。予熱なしでいきなり焼くと、庫内の温度が上がりきるまでに時間がかかって、結果的に焼きムラや乾燥の原因になりがちなので。
あと、少し時間が経って硬くなったパンを焼くときは、焼く前に霧吹きで軽く水を吹きかけておくと、ふんわり感がよみがえります。これ、私はよくやります。買い置きの食パンがちょっと乾いてきたな、というときの救済措置として覚えておくと便利ですよ。
パンの厚さは6枚切りから8枚切りが最適な理由

厚さ選びも意外と重要です。おすすめは6枚切りから8枚切り。このあたりがちょうどいいバランスです。
4〜5枚切りのような厚切りパンは、熱源に近くなりすぎるせいで表面がすぐ焦げて、中がまだ冷たいままということになりがち。厚切りが好きな方は、火力を弱めに調整するなどの工夫が必要になります。うちも一度、分厚い食パンを普段通りの強火で焼いて、表面が真っ黒になったことがあります。あれはちょっと悲しかった。
逆に薄すぎるパンだと、あっという間に焼けすぎてしまうこともあるので、慣れないうちは6〜8枚切りから始めるのが無難かなと思います。
魚焼きグリルとオーブントースターの違いを比較

ここで一度、魚焼きグリルとオーブントースターの違いを整理しておきましょう。表にまとめるとこんな感じです。
| 比較項目 | 魚焼きグリル | オーブントースター |
|---|---|---|
| 焼き上がり | 外サクサク、中はしっとり。水分が保持されやすい | 全体的に乾燥気味でカリカリになりやすい |
| 調理スピード | 予熱30秒+本焼き1分〜1分半程度 | 予熱なしで2〜3分ほど |
| 手間 | 焦げやすいため目視確認が必要 | タイマー任せでほったらかしOK |
| 対応パン | 食パン向き。高さのあるパンは焦げやすい | 高さのあるパンやアレンジトーストも対応 |
こう見ると、それぞれに得意不得意があるのが分かりますよね。どっちが絶対にいい、というより「食パンをサッと美味しく焼きたいなら魚焼きグリル」「ほったらかしで色々焼きたいならオーブントースター」くらいの使い分けでいいのかなと、個人的には思っています。
魚焼きグリルでパンを焼く方法の応用ワザと注意点

基本が分かったところで、次は応用編です。焦げを防ぐコツや、気になる匂い移りの話、冷凍パンや自家製パンの焼き方まで、まとめて紹介していきますね。
気になる魚のニオイ移りの真相

これ、みんな気にしますよね。私も最初、めちゃくちゃ気にしてました。「魚を焼く場所でパン焼くとか、正気か」って。でも実際にやってみたら、全然大丈夫だったんです。拍子抜けするくらい。
なんでも、パンを加熱すると内部の水分が急激に温められて水蒸気になり、外側に向かって勢いよく放出されるそうなんです。この一方通行の蒸気の流れが、いわばバリアのような役割をして、庫内の匂い分子がパンの内部に入り込むのをブロックしてくれる、という理屈らしいです。テレビの検証番組でも取り上げられていたことがあるみたいで、なるほどなあと思いました。
注意点
ただし、これはあくまで加熱している間の話。火を止めた瞬間に蒸気のバリアは止まってしまうので、焼き上がったパンをそのまま庫内に放置すると、匂いを吸着してしまう可能性があります。焼けたらすぐに取り出す、これが鉄則です。
あと、当たり前ですが受け皿や網に魚の脂がべったり残っているような状態だと、加熱時に煙が出て匂いが移ることもあり得ます。使用後は軽く洗っておく、これくらいの最低限のメンテナンスはしておいたほうが安心です。私はズボラなので、たまに忘れて後悔します。うん、ほんとに忘れないほうがいいです。
焦げを防ぐ火力調整とアルミホイル活用術

魚焼きグリルの弱点をひとつ挙げるなら、火力が強いぶん焦げやすいこと。これは正直否めません。でも、いくつかコツを押さえれば、かなり防げます。
まず、機種によっては奥側や両サイドの火力が強いことがあるので、焼きムラが気になるときは途中でパンの位置を入れ替えるといいです。複数枚焼くときは、パン同士の間隔を少し空けておくのも忘れずに。
部分的に焦げそうな箇所には、小さく切ったアルミホイルを被せるだけで進行を防げます。網が汚れるのが気になる場合や、じっくり弱火で焼きたい場合は、くしゃくしゃにしたアルミホイルを敷いて、その上にパンを置いて焼く方法もありますよ。
ちょっと脱線
私は一度、目を離しすぎて食パンを完全に炭化させたことがあります。煙探知機が鳴りかけて、家族に「またやったの」と半ば呆れられました。慣れるまでは、面倒でもこまめに扉を開けて確認するのが結局一番の近道だと思います。
グリルパンを使えばさらに焦げにくく時短に

網に直接乗せるのが基本とはいえ、専用のグリルパンやグリルトレーを使うのもかなりおすすめです。パンが熱源に近くなりすぎるのを防いでくれるので、焦げにくくなりますし、パンくずが受け皿に落ちないので掃除も楽になります。
プレートにアルミホイルを敷いて、パンと一緒に卵やウインナーを乗せて焼けば、朝食を一気に同時調理できます。これ、忙しい朝には地味に助かります。卵の白身がこびりつくのを防ぐためにも、ホイルは敷いておいたほうがいいですね。
冷凍パンや自家製パンを焼くコツ

冷凍しておいた食パンをそのまま焼く場合は、通常よりも30秒ほど長めに焼くか、電子レンジで軽く解凍してからグリルに入れるとうまくいきます。凍ったまま普通に焼くと、表面だけ焼けて中が冷たいまま、なんてことになりがちなので気をつけてください。
自家製パンを魚焼きグリルで焼く方法
実は、オーブンがなくても魚焼きグリルで一からパンを焼くこともできます。強力粉や砂糖、塩、牛乳、ドライイースト、水、バターを混ぜて捏ねた生地を冷蔵庫で8時間ほど低温発酵させ、好きな形に成形。網にアルミホイルを敷いて、極弱火で片面5分ずつくらい様子を見ながら焼きます。
生地に高さがあると天井の熱源に触れて焦げやすいので、平たい形にするか、途中でアルミホイルをふんわり被せて熱を和らげてあげてください。陶器製のグリルパンがあれば、上下弱火で8分ほど蓋をして焼くと、遠赤外線効果でさらにふわふわに仕上がります。私はまだこの方法に挑戦できていないんですが、いつかやってみたいと思っています。
安全に使うための注意点とパン以外の活用法

最後に、安全面の話も触れておきます。アルミホイルを使うこと自体は問題ないんですが、脂の多い食材と一緒に使う場合は注意が必要です。ホイルの上に脂が溜まると引火のおそれがあるので、脂が出る食材を焼くときは、ホイルに数カ所穴を開けて受け皿に脂が落ちるようにしてください。
安全上の注意
お使いのグリルが「水ありタイプ」か「水なしタイプ」かは、必ず取扱説明書で確認してください。水ありタイプなのに水を入れ忘れたり、逆に水なしタイプに水を入れてしまったりすると、故障や事故の原因になることがあります。安全に関わる部分なので、不安な場合はメーカーや専門家にも相談することをおすすめします。
ちなみに魚焼きグリルは、パン以外にも本当に万能です。鶏肉を網で焼けば余分な脂が落ちてヘルシーに仕上がりますし、野菜を直火で短時間焼くと甘みが凝縮されて美味しくなります。ケーキ型がなくても、アルミホイルで作った即席の型でマフィンっぽいものが焼けたりもします。うちのグリルはもう魚を焼くより、パンとお菓子を焼く時間のほうが長いかもしれません。それでいいのかは分かりませんが。
まとめ:魚焼きグリルでパンを焼く方法を試そう
ここまで、魚焼きグリルでパンを焼く方法について、私なりに知っていることをまとめてきました。外はサクッと、中はしっとり、しかも時短にもなる。正直、最初にこの方法を知ったときは半信半疑でしたが、今ではすっかり定番になっています。
もちろん、焦げやすさや火力の強さといった注意点もあるので、最初は目を離さずに、様子を見ながら試してみてください。数値や効果はあくまで一般的な目安であり、機種や環境によって差が出ることもあります。心配な点があれば、お使いの製品の取扱説明書を確認するか、メーカーに問い合わせてみるのが確実です。
明日の朝、いつものトースターの代わりに、魚焼きグリルでパンを焼いてみませんか。案外、これがクセになるかもしれません。